グリフォイ・デクララ

【マルシェ限定】多くのリクエストをいただき、ラッピング無料サービススタート!

この時期、ギフトラッピングのご注文が多くなってきました。オンラインのギフトに加え、マルシェでもギフト対応のリクエストのお声を多数いた抱くことから、先日のマルシェからスタートしています。

ウエディング、内祝いなどから、引越し、卒業、入学、就職、転職の際のプレゼントとして、次々にご注文をいただいています。

料理をする方はもちろん、です。驚いたのは、料理をしない方への贈り物にも選ばれることです。聞いてみると「パンやフルーツを自宅で食べるときにかけるだけで味わいがアップするから」とのこと。

確かに!そうですよね。言われてみれば、かけるだけでこんなにランクアップするのですから。

「料理しないイコール自宅の食事がゼロ」ではありませんよね。

コンビニのお弁当、お惣菜、宅配ピザやウーバーイーツで注文するあれこれにだって、上質なオイルが1本あると重宝します。

ぜひ大切な方への贈り物にご利用ください。

マルシェでギフトラッピングしたものをお受け取りの方法は2つです。

1. マルシェ開始2日前(木曜)までにinfo@spainwinefood.org ご連絡をいただき、マルシェ会場にてお支払いとお受け取り

2. 土曜にマルシェにいらしてギフトラッピングをご希望の方は、翌日日曜のお受け取り

ご不明点があれば、info@spainwinefood.orgにご連絡ください。

ラッピングについて

・ギフトボックス

・ラッピング(ニュースレター柄の包装とリボンかけ)


・ご注文の数に合わせた便利な手提げ袋

ラッピングのこだわり

LOHASPAINでは、環境に配慮した簡易包装や納品書等をメール対応させていただくなど、心がけてきました。ラッピングにおいても、ナチュラルな素材を心がけております。

丈夫な素材を使用したナチュラルボックスに、ペーパークッションでグリフォイオイルを優しくしっかり支えます。

贈る方を選ばないニュースレター柄の包装紙に、オリーブをイメージしたグリーン色のリボンを合わせました。LOHASPAINオリジナルのロゴマークシールを貼って、アクセントに。

一つひとつ丁寧に包装させていただき、リボンをかけます。
サイズや形状により包装されますので、ラッピングイメージとは異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

熨斗かけ(お歳暮)について

LOHASPAINでは、熨斗掛け(お歳暮)・包装、名入れも無料で承っております。ご注文時に御指定ください。一般的に、贈り主のお名前を記載します。
熨斗紙をご希望の際、「内のし」「外のし」の選択がない場合は「内のし」で承ります。ご了承ください。

◆「内のし」と「外のし」の違いについて

「内のし」・・・商品に熨斗をかけ、その上から包装をします。

「外のし」・・・包装した商品に、熨斗をかけます。

贈り物としてお使いの時、外出先へお持ちになる時など、 ご注文の数に合わせて便利な手提げ袋もお付けいたします。

ご注文者さまとお届け先さまが異なる場合は、納品書やカタログなど、 金額のわかるものは一切同梱いたしません。

LOHASPAINの味わいが、あなたとあなたの大切な方々の日常のお役に立ち、

素敵な食のひと時を楽しんでいただくこと。
心から叶えたい夢です。

この機会にぜひ、大切な方への贈り物にLOHASPAINをご利用ください。

グリフォイオイルのご注文はこちらから

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加藤智子

Tomoko Kato 加藤智子

CEO, ラ パシオン オリーブオイルライフスタイルマガジンEditor

福岡県生まれ。「食で毎日をもっとうれしく、人生をもっと楽しく」と食×スペインに特化し、オリーブオイルのあるライフスタイルと食育を発信しながら食品輸入販売、プロモーション、講師、ライターとして活躍中。TV、ラジオ出演他、フードメディアに寄稿中

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【期間限定12/25まで】送料&ラッピング&熨斗かけ(お歳暮)無料サービス グリフォイオイル

ホリデーシーズンを前に、贈り物のご注文が多くなってきました。これまでオンラインショップStoreでは、ラッピング希望のお問い合わせをいただいた方に個別にご用意してきました。

臨時のラッピングにも関わらず、とても好評だったんです。
それを証拠に、一度ご注文された方々から、今年もリピートのお声を多数いただいてしまいました。実は、夏にもお中元をいただいて。それなのに正式にギフトサービスをスタートしなかったのは、ギフト用資材の在庫を置く場所がなかったからなのです。
しかし今年は、秋冬の倉庫を埋め尽くすアーモンドの在庫が驚くべき早さで旅立っていきました。卸販売分が11月に入ってすぐ完売。到着が10月30日だったので、倉庫に存在したのはわずか3日。(マルシェで販売する小売用は数ケースなので在庫のうちに入りません 笑)
そのペースに梱包資材を置くことができる!ということに気づき、勢いよく、正式にラッピングサービスをご用意することにしました。

お歳暮、お祝い事、クリスマスギフト、プレゼントなど、ぜひ大切な方への贈り物にご利用ください。

 

送料&ラッピング&熨斗かけ(お歳暮)無料サービスについて

新しいサービスのスタートを記念して、この時期に喜んでいただけるようなスペシャルサービスを期間限定でご用意しました。

【期間限定12/25まで】送料&ラッピング&熨斗かけ(お歳暮)無料サービス

12月25日23:59までにいただいたご注文は、以下を無料サービスいたします。
・送料
・ギフトボックス
・ラッピング(ニュースレター柄の包装とリボンかけ)
・熨斗かけ(お歳暮)
・ご注文の数に合わせた便利な手提げ袋

 

ラッピングのこだわり

LOHASPAIN Storeのグリフォイオイル・ラッピングサービスについてご紹介します。
LOHASPAINでは、環境に配慮した簡易包装や納品書等をメール対応させていただくなど、心がけてきました。ラッピングにおいても、ナチュラルな素材を心がけております。

 

丈夫な素材を使用したナチュラルボックスに、ペーパークッションでグリフォイオイルを優しくしっかり支えます。

贈る方を選ばないニュースレター柄の包装紙に、オリーブをイメージしたグリーン色のリボンを合わせました。LOHASPAINオリジナルのロゴマークシールを貼って、アクセントに。

一つひとつ丁寧に包装させていただき、リボンをかけます。
サイズや形状により包装されますので、ラッピングイメージとは異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

熨斗かけ(お歳暮)について

LOHASPAINでは、熨斗掛け(お歳暮)・包装、名入れも無料で承っております。ご注文時に御指定ください。一般的に、贈り主のお名前を記載します。
熨斗紙をご希望の際、「内のし」「外のし」の選択がない場合は「内のし」で承ります。ご了承ください。

◆「内のし」と「外のし」の違いについて

「内のし」・・・商品に熨斗をかけ、その上から包装をします。

「外のし」・・・包装した商品に、熨斗をかけます。

贈り物としてお使いの時、外出先へお持ちになる時など、 ご注文の数に合わせて便利な手提げ袋もお付けいたします。

ご注文者さまとお届け先さまが異なる場合は、納品書やカタログなど、 金額のわかるものは一切同梱いたしません。

12月25日23:59までラッピングサービスは無料とさせていただきます。
・年内最終出荷:2023年12月26日(火)まで(26日のご注文は、午前中受付分まで出荷いたします)

グリフォイオイルの味わいが、あなたとあなたの大切な方々の日常のお役に立ち、
素敵な食のひと時を楽しんでいただくこと。
心から叶えたい夢です。

この機会にぜひ、大切な方への贈り物にLOHASPAINをご利用ください。

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加藤智子

Tomoko Kato 加藤智子

CEO, ラ パシオン オリーブオイルライフスタイルマガジンEditor

福岡県生まれ。「食で毎日をもっとうれしく、人生をもっと楽しく」と食×スペインに特化し、オリーブオイルのあるライフスタイルと食育を発信しながら食品輸入販売、プロモーション、講師、ライターとして活躍中。TV、ラジオ出演他、フードメディアに寄稿中

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KANSAI NOGUCHI作品とLA PASIONグロッサリー

KANSAI NOGUCHI作品とLA PASIONグロッサリー

新居におじゃましたら、キッチンの一角に目が釘付けになりました。

知っていましたが、本モノを見るのははじめて。

それは 、KANSAI NOGUCHI作品。

KANSAI NOGUCHI作品とLA PASIONグロッサリー
KANSAI NOGUCHI作品とLA PASIONグロッサリー

 

作品の横には、LA PASIONグロッサリー。

Palacio de los Olivosのオリーブオイル、ピクアルとパラシオ。

 

 

 

L’Oli Ferrer GourmetのシェリーヴィネガーBIO16、エブロの天日海塩。

Cellers Grifoll Declaraのワイン、エルゴスブランまで。(グリフォイワインはちょうど切らしていたそうで、ワインだけ)

 

 

造作棚の上にある世界観にこんなに感動したのは初めてです。

まさに日本とスペインの融合空間ができていました。

 

手前味噌ですが、ラパシオン商品は「ボトルデザインもクールで好きです」と言われることが少なくないです。

今回、初めてKANSAI NOGUCHI作品と並んでいるところを拝見し、
こんなに自然に並んでいたことがとても嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加藤智子 Tomoko Kato
加藤智子 Tomoko Kato

ラ パシオン オリーブオイルライフスタイルマガジン編集者。福岡県生まれ。「食で毎日をもっとうれしく、人生をもっと楽しく」と食×スペインに特化し、オリーブオイルのあるライフスタイルと食育を発信しながら食品輸入販売、プロモーション、講師、ライターとして活躍中。TV、ラジオ出演他、フードメデイアに寄稿中

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Palacio Oilパラシオ・デ・ロス・オリーボス オリーブオイル Imported Lapasion

本で旅するスペイン食。

 

このブログでは、わたしが近ごろハマっている「スペイン食関係の本」についてご紹介します。

スペイン食関係の本は、たとえば「スペインの竃から」や「こめーる」などです。

わたしがこれらの本を読み始めたきっかけは、セルバンテス文化センターにある図書館「フェデリコ・ガルシア・ロルカ」へ行ったことです。この秋に初めて訪れ、まず驚いてしまいました。一般的な書店や地域の図書館では出会えないようなスペイン関係の書籍がずらりと揃っていたからです。

わたしがスペイン食関係の本をおすすめする理由は、次の3つです。

 

 

1つめは、スペインの美味しい食材や料理の知識がふえる。

知識といっても気難しいことではなく、じつに面白いのです。

まさに「へぇ〜!」と膝をポンとたたいてしまうようなイメージ。

たとえば日本のレストランで食べていた料理が、現地の人ならではの食べ方があったり、想像もしなかった食材との組み合わせがあったりすることなど。ますます興味が湧いてくるから不思議です。

 

2つめは、食を通して文化を知ることができる。

「文化」というと、少しばかり堅苦しいイメージがあるかもしれません。わたしには少しありました。けれども、料理の切り口から入る文化の話しは、簡単な雰囲気で頭に入ってくるのです。まるで息を吐いたらす〜っと息を吸うように。もちろん、あくまで食材や料理のことを面白く読んでいるだけなのですが。しかし現地で生活し、体験し、研究してきた著者の方々はさすがです。読み手が意識せずとも、読み終わったら文化のことを少しわかっている自分に出会えるのです。

 

3つめは、背景や歴史が自然に頭に入ってくる。

2つめの延長のようですが。わたしとしては、ここがとてもお得な気がしています。

歴史的な要素が楽しく理解できるようになることです。

正直なところ、わたしは世界史とも日本史もまったく興味がなかったタイプです。

面白味などこれまでの人生で一度も感じたことがありません。けれども、気づいたらなんとなく。歴史の流れを理解している自分に驚いてしまいました。なぜなら「食のことが楽しく書いてあるから読んでいる」という、ただこれだけのことしかしていないから。

これから、スペイン食関係の本を読んでみようと思っている方は、まずは「スペインの竃から」という本を手に取ってみてください。食、キッチン、料理を通して読むスペインの地域や文化、伝統のこと。とても入りやすくわかりやすいから。

気になる料理の項目から読んでも構わないと思います。じつはわたしも、まだ気になるページを読んでみているだけです。読み終わったら、全体的な感想もシェアしてみたいと思います。

 

Palacio Oilパラシオ・デ・ロス・オリーボス オリーブオイル Imported Lapasion
Castillo Calatrava Palacio Oilパラシオ・デ・ロス・オリーボス オリーブオイル Imported Lapasion

 

スペイン料理の旅、スペイン料理文化の旅、スペイン食の歴史の旅・・・

本一冊からでも、こんなにも旅ができることを改めて面白いと感じています。リアルが一番。現場が大好きなわたしですが、今は簡単にスペインへ行けないから気づけたことでもあります。

こんなときなので、書籍からでも一緒にスペインの食を楽しみたいですね。

 

 

 

加藤智子 Tomoko Kato
加藤智子 Tomoko Kato

ラ パシオン オリーブオイルライフスタイルマガジン編集者。福岡県生まれ。「食で毎日をもっとうれしく、人生をもっと楽しく」と食×スペインに特化し、オリーブオイルのあるライフスタイルと食育を発信しながら食品輸入販売、プロモーション、講師、ライターとして活躍中。TV、ラジオ出演他、フードメデイアに寄稿中

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Grifoll Oil グリフォイオイル Imported Lapasion

オリーブオイルの向こう側〜夢は変わりながら続くもの〜

当初は単独インタビュー企画だった。

オリーブオイルライフスタイルマガジンを発行しようと思ったきっかけが、オリーブオイルご愛用者さまのインタビューです。ラパシオン(弊社)の会報誌をつくって、そこに定期的にインタビュー掲載させていただけたら、と、そんな簡単なことを考えていました。けれども結果的に、別で描いていたマガジン発行企画と不思議なタイミングで重なり、この度マガジンにインタビュー記事の連載を掲載することにしました。

 

オリーブオイルより、つかう人のパーソナルな記事に。

 

インタビューは当初、オリーブオイルのお客さまに「どうしてうちのオイルを選んでくださったのか?お気に入りの美味しい食べ方は?」そんなことをヒアリングさせていただこうと考えていました。その上で、記事を読んだ方が「どういう(仕事をしている)方が、どういう理由でうちのオイルを選んでくださったのか」ということがわかるようにもしようと。ご自身で自営をされている方も多いので、一人でも多くの人に仕事を知っていただくのは、少しだけ世界が広がるお手伝いもできるかなと思ったから。

しかし企画書を書いているうちに、インタビュイーのお人柄にグッとクローズアップしたいと、わたし自身の興味がムクムクと湧いてきました。なぜなら、人それぞれの「仕事や人生」、「どうしてその仕事をしているのか、選んだのか」というテーマに昔から興味を持っていることを思い出したからです。

 

まるでカミナリに撃たれたかような感動とときめきが。

 

企画書を送り、取材に伺うと開口一番にみなさんおっしゃいました。「誰かにこんなふうに話すのは初めて。わたしの話しでいいの?」と。いざスタートすると、さらに驚きます。とても素敵なんです、リアルなストーリーが。「このときどんなことを考えていましたか?今のあなたができるまでどんなことを体験されたのですか?これまでの転機や、現在考えていることは?」それらを夢中で聞きました。

わたしは感動どころか、心から痺れてしまったんですね。途中泣きそうになるのを堪えたことも少なくありません。1時間半のインタビューのつもりが、4時間になってしまった方もいるくらい。気づいたら飲まず食わず、前のめり。多くの人がまだ知ることのないリアルなドラマがそこにあったからです。

すでにわたしが大きな影響を受けていました。インタビュー後にとんでもないエネルギーに満ち溢れていて、取材前と後では身体の中の何かが少し入れ替わったかのような感覚。この気持ちを素敵な記事にすることで話してくださった方々にも証明したい、強く思いながら帰り道についていました。

 

大きく揺さぶられた反動?

 

これらの話しは、一般の方々の話。その業界では知られている方々であっても、歴史に名を残す伝記本に出てくる方ではありません。(今のところ)まだ他の方のインタビューはないとおっしゃっていました。だからこそ、わたしが伝えなければ!と半ば興奮状態だったかもしれません。「〜べき、〜しなければ」などと束縛するようなニュアンスが苦手なわたしなのに、心に浮かぶ言葉は、「わたしが書かなければ!書くべき!」ってそればかりなんです。どれだけの大作になるのか・・・さぁ、書くぞ!と思ったらもっと衝撃なことが起こりました。

 

Grifoll Oil グリフォイオイル Imported Lapasion
Grifoll Oil グリフォイオイル Imported Lapasion

 

えっ?!書けない!

 

結論からお伝えするとインタビューから一年、なんと、ひとつも記事にできませんでした。執筆時間を捻出し、書こうとして「あぁ!違う!」って原稿用紙をくしゃくしゃに丸めて・・・という、あれです。パソコンの前で書いては消して、を延々と繰り返していました。コロナの2021年だったから、は関係ないと考えています。これまでの執筆では、依頼された仕事は納品ができていたからです。自社企画だから締め切りもなく、ただの甘えなのかもしれません。こだわりすぎた故に自分を苦しめてしまい、やりたいことなはずなのに、気がついたときには目を背けたいことに変わっていました。わたしには表現しきれないようなことを企画してしまった、とインタビュイーの方々に申し訳なく、勝手に落ち込んだりもしました。

 

諦めきれない想い。

 

しかし頭の片隅に一年間、ずっとこの企画のことがあるわけです。会報誌でご愛用者様だけにお知らせするのはもったいないどころか、webにして誰でも読めるようにしなければならない!っていちばん思っているのは自分だよね、って。心の奥のわたしが、しつこいんです。笑

「どこにいるかはわからないけど、きっと誰かがこの話しを読むことを必要としてるって。誰かの心に響く内容なんだって。知らない誰かの背中を必ず押してくれる話だって。」書けるかどうかは別としても、それは間違いない、と。そう胸の奥で聞こえるほどに。



だれかの人生は、ぜんぶがリアルなドラマだった

 

忠実に表現しなければ・・・と思い詰めていましたが、時間のおかげか、開き直って現在です。うまく表現することより、わたしの言葉で「伝えてみよう」と思えるようになりました。このままお蔵入りにしたら本末転倒です。そもそも、その方たちにあえて聞かせていただけたからこそ、知ったこと。知られざるドラマの数々。だからこそ、わたしの表現できる範囲でまずは伝える。そういうことで、少しずつ綴っていきます。

ここに出てくる話しは、もしかしたらあなたの一部なのかもしれない、と思います。そのストーリーに昔の、今の、未来の自分が似たような体験があるかもしれない。ないかもしれない。ご自身で人生を切り開いてきた方たちが、いまだから話せること。10年以上前に一目惚れしたオリーブオイルの向こう側に、こんなにも素敵な方々に会えるなんて想像もしていませんでした。ここでしか読めない誰かのリアルなドラマ。いま同じ時代を生きる素敵な方たちの話しを連載していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

加藤智子 Tomoko Kato
加藤智子 Tomoko Kato

ラ パシオン オリーブオイルライフスタイルマガジン編集者。福岡県生まれ。「食で毎日をもっとうれしく、人生をもっと楽しく」と食×スペインに特化し、オリーブオイルのあるライフスタイルと食育を発信しながら食品輸入販売、プロモーション、講師、ライターとして活躍中。TV、ラジオ出演他、フードメデイアに寄稿中

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【Grifoll Declara】EVOO

門外不出、唯一無二のオリーブオイル【Grifoll Declara】



それは門外不出のもの、でした。

エルモラールで生まれるエキストラバージン・オリーブオイル「グリフォイオイル」のことです。このオイルは、グリフォイファミリーとの出会いがなければ、日本でこれだけ多くの方に食べてもらうことはなかったと言っても過言ではありません。

カミロケからグリフォイオイルへ。出会いの神秘と、偶然の産物が積み重なったグリフォイオイルのこれまでを知る方々に「まるで奇跡のオイルね」そう言われたことは少なくありません。

【Grifoll Declara】EVOO
【Grifoll Declara】EVOO グリフォイ・デクララ エキストラバージン・オリーブオイル500ml

何度思い出しても、まるで「出会わせられた」かのようにわたしは感じます。自分でどうこうしようともがいたところで、わたしがご紹介できるものではありませんでした。つまり、いま皆さんにお届けできることが当たり前にできることではなかったのです。

まるで売るためにつくられたように感じられるほどのリアルなストーリーを体験してきました。

 

【Grifoll Declara】EVOO
【Grifoll Declara】EVOO グリフォイ・デクララ エキストラバージン・オリーブオイル


唯一無二、優しく寄り添う味わいの秘密

 

このオイルとの出会い、そして現在に至るまでの出来事をこのマガジンには残しておきたいと思います。そこを知っていただくことで、このオイルの味わいの秘密がわかるからです。

味わいがすべての証拠とも言えるかもしれません。どんな場所で、どんな人が、どんな思いを持って育ててきて、ボトルに詰め込むそのときを迎えているのか。食べればわかる、その優しさ。同じ品種でも、近い地域でも、この味わいと同一のものに出会えません。

それはなぜか。

このオイルを日本でも食べてもらえるようにしたい、と心から思ったわたしがお伝えできることを少しずつ綴りますね。グリフォイオイルをお持ちの方は、ぜひ食べながらでも読んでいただければ。

 

 

加藤智子 Tomoko Kato
加藤智子 Tomoko Kato

ラ パシオン オリーブオイルライフスタイルマガジン編集者。福岡県生まれ。「食で毎日をもっとうれしく、人生をもっと楽しく」と食×スペインに特化し、オリーブオイルのあるライフスタイルと食育を発信しながら食品輸入販売、プロモーション、講師、ライターとして活躍中。TV、ラジオ出演他、フードメデイアに寄稿中

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Grifoll Oil グリフォイオイル Imported Lapasion

いつものひと皿にプラスαで「食卓のエンターテイメント」

 

今日は「やる気はないけど、なんとなく自炊しておきたい」そんなときにも簡単に美味しくできてしまう。そんなおすすめのサラダご飯です。

朝から元気に仕事をしても夕方には疲れてしまうことありますよね。夕方が近づくと、「今夜のおかず何にしよう?」と思ったり、夕食なんて何も作りたくないけどお弁当では味気ないし、と思ったり。冷蔵庫に材料はそれなりにあるから早めに使わないとだし・・・そんな日って少なくないですよね。

 疲れてなくても、「あ〜、今日は何も作りたくないな・・・」「あ〜、もう、子どものご飯はレトルトカレーだけでいいんだけどな・・・」わたしは週に何度かは、そんな気持ちになります。笑

 


ふつうのサラダでなく「食べたくなるサラダ」にするコツ

 

そんな時におすすめなのが、サラダ。具材はなんでもいいんです。野菜だけでも、たとえば魚介があれば焼いてのせたり、お肉があればグリルして野菜の上にのせたり。昨晩の残りがあれば温めてのせても、面白いひと皿が生まれますよ。具沢山サラダがあれば、食卓もパ〜ッと華やかになります。サラダを前菜的に食べて、炊き立てご飯は、お味噌と食べてしまう。。。そんな手抜きご飯も、いいですよね。

 

ただのサラダでなく「食べたくなるサラダ」にするコツは、やっぱり調味料。調味料が本物だとあれこれ手を加えなくても「かけるだけ」、「混ぜるだけ」それだけで素材の味を自然に引き出してくれるからです。

というよりはっきり言いますと、本物のオイルと塩だからこそ、先に書いたように「具材がなんでもいいです」といえてしまうのです。つまり手抜きができるのです。

シンプルだけれども本物の塩やオイルの底力は素晴らしいです。塩味の中に甘みを感じるようなミネラルたっぷりの天然塩や、そのまま飲めるほどジューシーなオリーブオイル。そのものだけを食べてもしっかりと味があるランクだと間違いありません。このくらいのものがあれば、サラダの上にのせた具材が和風でも洋風でもうまくまとめてくれます。そいういうわけで、ラパシオンのものでなくとも、あなたの好きな味わいのエキストラバージン・オリーブオイルや、塩、ヴィネガーは最低限、1種類ずつでもあれば最強ですよ。

 

プラスαのバリエーション

 

さらに仕上げに「そのまま食べてもおいしいと思う上質なナッツ類」があるとサラダがグレードアップしちゃいます。”上質な’というのは、ナッツにコーティングされている油が酸化していないようなもの。もしくはノンオイルのものです。というのも、酸化したオイルがまとわりつくことで、ナッツ本来の味わいや旨味が損なわれてしまうから。そんな状態のナッツのトッピングはサラダを台無しにしてしまいます。心からおすすめしません。

しかし、ナッツの味わいがナッツだけで主役級に楽しめるものがひとつあるだけで、最後にトッピングすると最高のサラダが誕生します。ナッツ本来の風味やコクが加わり、食感が違うものがあるとお口の中も充実し、いろどりやバランスがより良くなるからです。あ!さらに「手間をかけた感」も、増します。

見た目、香り、味わい、香ばしい音、食感と、まさに5感でランクアップです。そういうわけで、上質なナッツに出会えたときには。サラダ以外にも万能に使えますから、賞味期限を確認して必要な分だけ常備しておくことをおすすめしています。

 

 

写真のサラダは、アレンジバージョン。基本バージョンは柿やレンコン、ブロッコリーやトマトなどそのときにあったものをエブロの天日海塩とラルゲタアーモンドとグリフォイオイルで仕上げています。塩以外は、スペイン産のエルモラールで生まれたもの。まさに「エルモラール風サラダ」ですね。

基本バージョン:レンコンをグリルで焼きつつ、ブロッコリーを茹でている間に、トマトや柿、グリーンの葉ををカットして、お皿にもります。塩をかけ、オイルを回しかけ、ラルゲタアーモンドを手でクラッシュしながらのせて出来上がり。

アレンジバージョン:生ドレッシングをひと回しかけます。オイルと塩と素材だけの味わいを味変するときに、おすすめです。

 

ビールにもワインにも合う、万能なサラダ。食べ過ぎたって罪悪感もほとんどありません。笑  むしろ「何も作りたくなかったのに、自炊してるわ~、私えらい~」と、自分を褒めてあげらます。笑 子どもたちにも好評でおかわりしてもらえますよ。

サラダはあなた次第で、無限大のバリエーションが生まれます。ぜひ、あれこれのせて楽しんでみてくださいね。

 

加藤智子 Tomoko Kato
加藤智子 Tomoko Kato

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ラパシオンのスペイン産オリーブオイルとは。

 

 

「スペインにオリーブオイルってあるんですか?」

 

わたしがスペイン産オリーブオイルに出会う今から12年以上前のこと。私自身は10年以上、食の世界におりました。とくにキッチンスタッフとして料理をつくることが多かったのですが、「スペインでオリーブオイルがつくられている」ということを知りませんでした。スペイン本国で、オリーブオイルに出会うそのときまでは。

ラパシオンとして輸入開始から10年以上経ち、業界の方々のおかげもあり当時よりスペイン産オリーブオイルが認知されてきたように思います。とはいえ、未だに「オリーブオイル=イタリア産」しかないと思っている方にもときどき出会うことがあり、驚くこともしばしば。とはいえ、日本で最初にオリーブオイルが知られたきっかけはイタリア産です。だから当然かもしれません。わたしもイタリアのオリーブオイルやイタリア料理のおかげで「オリーブオイル」という存在を知ったので、いまでもイタリアや日本にオイルを広めてくださった方々には感謝しかありません。

 

Palacio Oilパラシオ・デ・ロス・オリーボス オリーブオイル  Imported Lapasion
Palacio Oilパラシオ・デ・ロス・オリーボス オリーブオイル Imported Lapasion

ラパシオンが大切にしていること。

 

オリーブオイルの中でも様々種類がありますが、ラパシオンではスペイン産のものだけ。そして「エキストラバージンオリーブオイル」として一番搾りされたオイルをご紹介しています。

わたしが大切にしているのは、あなたの代わりにわたしが現場を知り、どうやってこのオイルが生まれたのかを伝えることです。

・オリーブがどんな環境のもと、どう育てられているのか

・生産者がどんな哲学を持ち、自然やオイルと向き合っているか

・どんなオイルをつくり、誰に届けたいと考えているのか

これらを自分で確かめるのがわたしの役目だと考えています。だから輸入を決める前から現地へいき、オリーブ畑を歩き、搾油所に入れてもらい、実際にオイルが造られるまでを体験してきました。生産者にもわたしをしっかり知ってもらい、とともに時間を過ごしてコミュニケーションをとることは大切だと考えています。

Palacio Oilパラシオ・デ・ロス・オリーボス オリーブオイル  Imported Lapasion
Palacio Oilパラシオ・デ・ロス・オリーボス オリーブオイル Imported Lapasion

ひとからひとへ笑顔のリレー。

 

生産者とともに互いを知っていく時間を積み重ねていく。そして本当のことだけをあなたに伝える。目には見えない小さな積み重ねを10年間以上、安心・安全につなげるために真っ直ぐにやってきました。なぜなら、口に入れるものだから。赤ちゃんからご年配の方まで、健康なひと、病気のひと、妊婦さん、どんな状況の方でも安心してもらいたいから。

人を良くすると書いて「食」と読みます。「食」は命に関わることです。飲食の頃から合わせるともう25年以上「食」に関する仕事をしています。あのときから安心・安全をずっと心掛けてきました。その前提があってこそ、おいしいとか、嬉しいとか、食べたときの笑顔につながるのだと考えています。だからラパシオンでは、生産者の思いが味わいから感じられるようなオイルばかりなのかもしれません。ごまかしがきかないものだけ、それが皆さんに自信を持ってお勧めできる理由でもあります。

 

casitas de hualdoカシータス・デ・ウアルド オリーブオイル Imported Lapasion
casitas de hualdoカシータス・デ・ウアルド オリーブオイル Imported Lapasion

大切につくられた味わいを選び、あなたのライフスタイルに合わせて編集するのがラパシオンです。

 

すべてのオイルは「ご縁があって出会えた」というのが最初です。輸入なんてする予定もなく、飲食人としての興味でオイルをテイスティングしてみたら、びっくり。忘れられない味わいにときめいてしまい、輸入することになってしまったものばかりです。そんなオイルだけをダイレクトにスペインから取り寄せ、みなさんにご紹介しています。生産者と販売者と食べる人、そして輸入者のわたし。皆が対等で誰もが大切な役目を果たすことが、これからも大切なのだと思います。

ラパシオンのエキストラバージン・オリーブオイルは自然のものです。オリーブの実を絞っただけのシンプルなオイルで、人工的につくる油ではありません。ワインのように熟成させて長期保存もできません。そのため、いまあるオイルは来年も必ず同じものをお約束はむずかしいです。ご用意できるうちにこの「ほんものの味わい」を、ぜひ一度味わっていただければと思います。

 

Grifoll Oil グリフォイオイル Imported Lapasion
Grifoll Oil グリフォイオイル Imported Lapasion

 

 

加藤智子 Tomoko Kato
加藤智子 Tomoko Kato

ラ パシオン オリーブオイルライフスタイルマガジン編集者。福岡県生まれ。「食で毎日をもっとうれしく、人生をもっと楽しく」と食×スペインに特化し、オリーブオイルのあるライフスタイルと食育を発信しながら食品輸入販売、プロモーション、講師、ライターとして活躍中。TV、ラジオ出演他、フードメデイアに寄稿中

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麹と野菜とワインの小さな台所 Mino みーの

 

インポーターをしていて本当によかった…と毎回わたしが思うこと。それは素晴らしい味わいと素敵な人との出会いです。

今日は美味しさに加えて発酵にも興味があるみなさんに、とびっきりおすすめのお店です。ラパシオンの味わいを取り扱ってくださる”麹と野菜とワインの小さな台所’「Miño みーの」さん@小伝馬町をご紹介します。

 

 

まるで隠れ家のようなプライベート空間

 

わたし自身もやっといただくことができたのが、「発酵」の専門家でもある女将、みのりさんの料理です。みのりさんは元々お料理講座や教室の講師や、小学校の食育、フードコーディネーターをされていた方です。

お店は小伝馬町駅から徒歩2分。大人気のカウンター席とテーブル席があります。ビルの3階ということもあり、プライベート空間のようにオトナがくつろげるアットホームな雰囲気です。おひとり様はもちろん、デートや小さな集まりなど、シーンによっていろいろな楽しみ方ができるのが嬉しいです。

 

出てくる味わいは、どれも季節感が溢れています。食材それぞれの食感から鮮度抜群なことが食べればわかります。そして優しく染み渡る味わい。なのにグッと心に残るインパクトがあるんです。自家製の調味料を味のアクセントに使われていたり、聞けば驚くような工夫がたくさん。だから舌と心に忘れられないものが残るんですね。

 

 

そしてこの日、わたし史上、最高の春巻きに出会いました!(取材の日は4月です)

春巻き、字そのままに「春を巻いた」ものをいただきました。うどやうるいなど、まさに食べごろの食材を海老と一緒に。皮がカリッと中はとろりとジューシーに仕上げてあり、いくらでも食べられる。ビールでもワインでも日本酒でも最高の相性を想像してしまうほど。(この日はアルコールNG期間でした)黒酢と醤油が添えてありましたが、わたしは何もつけず、感動している間に食しておりました。

 

 

なぜこんなに心に沁みるような味わいなのか?

 

みのりさんにお話を伺ってわかったことがふたつあります。

ひとつ目は、「みのりさんが選ぶ理由がある素材」を使った料理が多いということ。ふたつ目は、料理の手間ひまを惜しまないということ。たとえば出汁にこだわる、だけではないんですよ。その前、出汁の原料から厳選しています。わざわざ現地まで足を運んで生産者に会ってきたり、製造工程を見学させてもらって試食したり。そのように各地から取り寄せた宝物のような素材を丁寧に仕込みされています。どうしてここまでできるのでしょう。さらに聞いてみるとみのりさんは「みんなが健康になってほしいから」そう言いました。

 

 

 

 

「みんなが健康になって欲しい」

 

みのりさんが料理人としてだけでなく、食のプロフェッショナルとして素晴らしいところ。それをわたしなりに、ひとことで言わせていただくとしたら。

「みんなが健康になって欲しい」と、誰よりも自分ごととして本気で考えてくださっているところです。みのりさんのつくる味わいがなぜこんなにも心に響くのか。お店に伺って数日して、みのりさんの話を振り返ったとき、そこに繋がっていることがやっとわかりました。まるで一本の道のように、みのりさんの言動のすべてに軸があります。

手間ひまを惜しまず料理を教えること、つくること、伝える場となるお店を開店したこと、以前から今も続いている全国の食材探しの旅・・・。どれも「みんなが健康になって欲しい」その想いを、みのりさんが大げさでなくご自身の人生を使って、体現されてらっしゃるのですね。

 

 

キレイなワンピースに身を包んだみのりさんは、出会った頃と変わらず美しさもそのまま。料理に加え、そのお人柄にも大ファンになってしまうみのりさん。出会いのきっかけは、スペイン産オリーブオイルです。

これまでのみのりさんの知識と経験の結晶がつまったお店で、目の前でつくられていく味わい。あなたにはぜひ、堪能していただきたいです。お店は予約して席を確保しておくことをおすすめします。心に沁みるような味わいをぜひ体験してみてくださいね。

 

”麹と野菜とワインの小さな台所’「Miño みーの」

東京都中央区日本橋小伝馬町13番6号 KAIRAKUEN.BLD 3階 小伝馬町駅1出口より徒歩約2分/馬喰町駅2出口より徒歩約5分/馬喰横山駅A1出口より徒歩約7分

 

 

加藤智子 Tomoko Kato
加藤智子 Tomoko Kato

ラ パシオン オリーブオイルライフスタイルマガジン編集者。福岡県生まれ。「食で毎日をもっとうれしく、人生をもっと楽しく」と食×スペインに特化し、オリーブオイルのあるライフスタイルと食育を発信しながら食品輸入販売、プロモーション、講師、ライターとして活躍中。TV、ラジオ出演他、フードメデイアに寄稿中

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スペイン式美食ダイエットとは

・スペイン式美食ダイエットとは

 

「スペイン式美食ダイエット」とは、地中海式ダイエットから、とくにスペインの食に関する価値観や文化にフォーカスし、和食を取り入れ、リラックスして大切な人と時間ごと楽しむという食空間まで含めたライフスタイルです。

「地中海料理」は2010年に、2013年に「和食」と、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されました。

 ここでいう「美食」は、華美で美味しい食事のことだけを表すのではありません。 

「ダイエット」は、減量や痩せる食べ方のことを指すのではなく、ギリシャ語のdietaの語源から、生活スタイルや生き方などを表しています。(ダイエットの表現説明も詳しく別記事にしますね)

 

 

 

・なぜ、いま伝える必要があるのか?

 

アレルギーで悩む人が年々増えてきています。ぜんそくのような内側、結膜炎や鼻炎の粘膜、アトピーなどの皮膚、アレルギーって本当に厄介です。

アトピー性皮膚炎、脂漏性湿疹、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、小児ぜんそく、食物アレルギー。さらにアレルギーの人が併発しやすいと言われている寒冷蕁麻疹、蕁麻疹、あせも、手湿疹、敏感肌、乾燥肌、便秘・・・

まだまだありますが、どれか一つでも悩んだことがありますか?

すべてわたしは体験してきました。だからどれだけ日常生活において辛いものか、誰よりも理解しているつもりです。

「痒み」と「痛み」がない状態。それがどれほど快適なことなのか。

お肌が強い方は想像もできないと思いますが、女性の場合は朝起きて、肌の調子がいい、お化粧ができる。たったそれだけで笑顔になるほど嬉しい気持ちになるのをわたしは知っています。

わたしの人生で物心がついてから、さらに3人の子どもたちと、症状が出るたびドクターに診てもらってきました。

名医がいると聞けば、扉を叩き続けたものです。せっかくなので都度さまざまな切り口で質問し、それぞれの見解をもらうことを心がけてきました。それに加えWebや書籍による独学も並行しています。西洋医学だけではなく、東洋医学、海外でホリスティックに活躍される講師方の代替医療に関する講座も受講しました。ナチュロパスの講義も。

自分の体質や興味の対象、仕事に必要な知識や情報として、現在も学び続けています。

40年以上アレルギーとともに生き、多くのドクターの助言をいただき、仕事で学んだことまで全てがつながり、私自身が辿りついたのが「スペイン式美食ダイエット」というライフスタイル、生き方です。

 

 

アレルギーとも関係がある便秘や腸内環境においても、ビフォーアフターで何がどう変わったのかを改めて認識したとき。その恩恵があまりにも素晴らしいことに気がつきました。わたしはまだ完治はしていません。しかしライフスタイルを変えてから12年が経ちます。自ら話さない限りリアルで会う方に気づかれたこともありません。また子どもたちもアレルギー体質は確かなのですが、現在とくに薬を使うようなことはないです。

子どもの頃の自分が「スペイン式美食ダイエット」というライフスタイルを知っていたなら。アレルギーのこと、皮膚がキレイじゃないと、あんなに泣いたり、人一倍に悩むこともありませんでした。だからアレルギーで悩む方、もっと健康を維持したい方に、お役に立てるに違いない!そう思い、講座等でお伝えしてきたスペイン式美食ダイエットをこのマガジンで詳しくお伝えしていきます。

 

 

・ポイントは、始めたいときにすぐできること。

 

何をどう食べるかを選べる現代の私たち。食べたものが未来のカラダをつくります。食べることは生きること。

栄養だけを重視しても苦しくなるし、添加物が、ジャンクフードは我慢しなくては、と、頭で考えて食べるほど辛いことはありません。

たとえばレストランに行ってまで食べたいものでなく、栄養バランスを気にしながら注文すること。それが好きで楽しいのならいいですが、本当にやりたいことでしょうか。

「〇〇だけダイエット」など制限や決まりごとに縛られた食事を、ゲーム感覚で楽しめればいいのですが、そうでない方にとっては、窮屈で継続できないことに罪悪感を持ってしまいませんか。

結局、何かに偏りすぎることは、身体の栄養は採れても、心の栄養が不足してしまいます。

身体の声を聞いて食べたいものを食べる。大好きな人と楽しく食べる。こんなシンプルなことが、1日に一回でもあるだけでストレスが緩和され癒やされていくのではないでしょうか。

 

「スペイン式美食ダイエット」は、今夜からでもすぐに取り入れることができるほど、簡単で素敵なメソッドなのです。

地中海料理から生まれた「スペイン式美食ダイエット」を通して、今よりもっとおいしく、楽しく、健康になる秘訣をお伝えします。

 

加藤智子 Tomoko Kato
加藤智子 Tomoko Kato

ラ パシオン オリーブオイルライフスタイルマガジン編集者。福岡県生まれ。「食で毎日をもっとうれしく、人生をもっと楽しく」と食×スペインに特化し、オリーブオイルのあるライフスタイルと食育を発信しながら食品輸入販売、プロモーション、講師、ライターとして活躍中。TV、ラジオ出演他、フードメデイアに寄稿中

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